ミスをしたら、メモして記録し、あとで見返すようにしています。
ケアレスミスを無くしたかった
税理士試験時代、一番悩まされていたのが、ケアレスミスでした。
模試でも、答え合わせで間違えを見つけると、内容は理解していたんだけど、なぜか間違えていたというミスが結構ありました。
・問題用紙・解答用紙への転記ミス
・数字を足し忘れる
・問題文の見落とし、ミスリード
・年月日の間違い(事業供用日とか)
・メモの書き間違い
など。
内容を理解していないうえでのミスは、単なる自分の実力不足なので納得がいくのですが、わかっていたのになぜか間違えしてしまった箇所があると、結構イライラしていました(ケアレスミスも実力ですが)。
「なんでこんな間違えするの?」と自分に腹が立っていました。
しかもケアレスミスをするところって、いつもだいたい似たような、同じようなところを間違えます。
ケアレスミスは自分の性格・癖みたいなものでしょう。
そう簡単に無くならないのかな、と感じていました。
そして、どうしたらいいか自分なりに考えて、やるようになったのが間違いノートへの記録です。
間違いノートの記録はそれなりに効果がありました。
記録して、見返す
間違いノートをつけてからは、
間違えたところを都度記録する
↓
見返す
ということを繰り返しやっていました。
当時はアナログで、冒頭写真のような片手サイズの小さいノートに手書きでどんどん書き込んでいきました。
間違えた箇所を記録し、なぜ間違えたのかその原因を書き込み、対策まで書きました。
理解が不足していたところは自分なりに要点をまとめました。
いま見返えしてみると、相変わらず字が汚いのであまり見せられませんが、
アナログのノートでも、一目でどのページにどの項目が書いてあるかわかるように、目次をつくってノートの端に色を塗って整理してあり、それなりに工夫していたようです。
間違いノートをつけてからは、ケアレスミスをした自分にただイライラするだけではなくなり、客観的に冷静に間違いと向き合えるようになった気がします。
そして、このノートを見ておけば大丈夫という安心感も得ることが出来ました。
人それぞれミスをする箇所は異なります。
さっきも言ったようにその人の性格のようなものです。
自分だけの間違いノートを作っておけば、自分にミスはすべてそこに記録されているわけなので、それを見返せば、事前に意識することで未然に防げたり、問題を解いている最中にも気がつくことが出来ます。
一番最後のページにこんな事が書いてありました(読めなかったらごめんなさい)。
間違いノートは特に本番直前の精神安定剤としてかなりの威力を発揮します。
仕事でも同様に
間違いノートの考え方は、仕事でも同じように使えます。
仕事で言うとチェックリストという言い方になるかと思いますが、
チェックリストも言ってみれば自分の間違いリストです。
仕事でミスした箇所を記録して、リスト化して、同じミスをしないようにする。
仕事の場合は、試験と違って常に手元で見ておくことができますし。
ミスを放置しないで、記録する癖というのをつけておくと間違いも減っていきます。
■編集後記
10年近く前のノートが役に立つとは。色々思い出しました。
■一日一新
磯丸水産 サーモンいくらねぎとろ丼
■一日一曲
「夢追い虫」スピッツ
スピッツで一番好きな曲かも。