違和感は、自分の行動のヒント・指針になり、時には大事なターニングポイントにもなりえます。
違和感がきっかけになる
日頃、いろんな場面において誰にでも違和感を覚える事があると思います。
小さい違和感から、大きな違和感まで様々です。
違和感に対して、どうアクションを起こすか。
これは大きく二つに分かれるのではないでしょうか。
ひとつは、
違和感を見過ごしてそのまま流す・流されるか。
もうひとつは、
違和感を信じて、それに従い行動を起こすか。
どっちを取るかによって、そこがターニングポイントになる可能性を秘めています。
違和感を見過ごして流されるか
違和感があるけど、なんとなくそのまま流してしまうという事は結構あると思います。
「あれ?」と一瞬思うけど、次の瞬間には「まいっかー」と。
些細な事だとこんな感じでも影響はあまりないでしょうが、
もっと大きな決断を迫られるような場面だと重みが変わってきます。
例えば、その違和感が少数派のような場合だと、その違和感を見過ごして、多数の方に流れてしまうとか。
これだと、なんとなく自分の中にモヤモヤ感が残ってしまいそうです。
違和感がただの自分の勘違いであれば、それはそれでいいのでしょうが、
自分の中で確信的な違和感がある時まで、多数になんとなく流されてしまうと後で後悔しがちです。
違和感を信じて行動できるか
では、違和感を信じてその通りに実際行動できるかどうか。
これはこれで、なかなか勇気のいることです。
違和感というものは、どちらかというと少数派的な意見や選択となることが多いのではないかと思います。
最初から多数派の意見に寄っていたら、そもそも違和感を覚える事はないはずです。
なので、自分の違和感通りに行動することは、ある意味少数派を取ることと同じになるかもしれません。
多くに人が選択している道とは違う道を行くのは、不安にもなりますし、勇気がいることです。
それでも、その不安の壁を乗り越えて、自分の感覚を信じて行動できた時は、結果がどう転んだとしても納得のいくものになるのでは、と思っています。
違和感はターニングポイントになりうる
局面によっては、違和感に対してどんなアクションを起こすかで、進む道が変わってきます。
私自身も振り返ってみると、違和感があった時に取った行動が、ターニングポイントになっていました。
・大学3年次、「みんなやるから」という理由で就活することに甚だ疑問を感じていた。流されて就活の選択もあったが、税理士試験へのチャレンジを選択。
・一般企業の経理時代、税理士と決別して、本当にこのままずっとサラリーマンでいいのかなという違和感。結局思い直して税理士をやり直す。
いずれも、今の場所に立っているターニングポイントになっています。
そのまま違和感を封じて、流されていたら全く違う人生を歩んでいたことでしょう。
なんでもかんでも違和感通りに動くというのは、少々大げさで違うかもしれませんが、自分が感じた違和感はなんなのか?と問いただして深堀していくのは大切な事だと思います。
違和感が生まれるのには、自分の中にそれなりの「何か」があるはずです。
その「何か」に気が付けるように、違和感に対して日頃から敏感でいることは大事かなと思います。
■編集後記
事務所に出たGを退治しました…(人生初)。
■一日一新
ヤンニョムチキン
G退治
■一日一曲
「Sometimes Always」The Jesus and Mary Chain feat. Hope Sandoval
脱力してホープサンドバルの声に身をゆだねる…メロディもギターも心地が良い。