嫌な事も案外いいきっかけになったりします。
嫌な事を回避する行動が良い方向に
嫌な事を避けるためにした行動が、結果的に良い方向に転んだことがそこそこあります。
一番に思いつくのは、満員電車の回避です。
オリンピック前あたりから、時差通勤が叫ばれていましたが、ずいぶん前からやっていました。
上京して一番いやだなーと思っていたのが、満員電車で、
田舎者の私はテレビで見る都会の満員電車の光景に怯えておりました。
しばらくは、普通に始業に間に合うように我慢して通勤していましたが、想像通りのストレスでなんとか回避できないかと考えるようになり、朝早く行くようにするしかないなと。
元々、朝にめちゃくちゃ弱い体質なのですが、満員電車の辛さを回避できるなら…と、なかば強引に朝早く起きるようになりました。
前の職場の時は、通勤に1時間弱かかっていたので、始発の次くらいの電車に乗って職場の近くまで行っていました。
最初は朝起きるのがきつかったですが、それで得られる満員電車の回避は大変快適でした。
座れますし。
電車に乗ること自体は好きなので、すいていると気持ちも軽くなります。
満員電車のストレスから解放されたので、目的は果たせました。
予想外にもう一つよかったのが、朝に自分の時間が生まれた事です。
むしろこっちの結果の方が、自分にいい影響をもたらしました。
朝早く職場近くに行って、朝から開いている喫茶店で時間をつぶしていました。
最初はゆっくりしているだけでしたが、次第にその時間に本を読んだり、好きな事に自由に使えるようになり、自分の生活の中でとても大事な時間となりました。
仕事は仕事で大変で、夜は遅くなることも多かったので、そんな生活の中で朝に自由な時間を作れたことは、仕事の時間だけで一日使うという事がなくなるので大きな意味がありました。
まさに満員電車の回避から生まれた、棚ぼた(ちがう?)ともいえることでした。
コロナで状況はかなり変わりましたが、朝早く起きて自分の時間を作るという習慣は今でも続いています。
回避・逃げる事も行動のうち
嫌な事から回避・逃げるためになにか行動に移してみる事は、案外いい結果に結びつくこともあるかもしれません。
嫌な事や状況・環境に対して、愚痴や文句を言うだけというのは、負のエネルギーへの変換であり、非常にもったいない事です。
私の場合も「はぁ…満員電車いやだなー」と愚痴を言い続けて我慢して出勤を続ける道もあったかもしれません。
そうするよりは、なにか変えたいなーという思いの方が当時強かったのでしょう。
回避する行動という方向に持っていき、なにかしらプラスの結果をもたらすようなことにエネルギーを使っていきたいものです。
■編集後記
さすがに暑すぎる気が…
■一日一新
ルーター返却
■一日一曲
「あの日にかえりたい」荒井由実