どの仕事から手を付けて、片付けていくか。
日々試行錯誤している中で、後入先出法をやってみたら案外よかったです。
締め切りは守る、という鉄則からスタート
優先順位を検討する時、まず最初に考えるのは締め切りはいつか?という事ではないでしょうか。
締め切りは絶対に守るというのは鉄則です。(無茶苦茶な依頼もありますが)
締め切りに遅れないように、仕事を終わらせなければいけません。
締め切りから逆算して、仕事のスケジュールを立てていく。
そしてほかのタスクとの兼ね合いも考えながら、計画を立てて、優先順位をつけていく。
ざっくりとだいたいはこんな感じではないでしょうか。
締切りがいつか、という事が決まっていないと、スケジュールは立てる事は難しいです。
終わりが見えないと、ペース配分も難しいですし。
「とくに締切りはないですが」「いつでもいいので」という仕事の依頼って意外と困るものです。
そんな時は、自分の中で締切りをしっかりつくりましょう。
先入先出法が基本?
締切りを守るという大前提があるとして。
どう優先順位をつけていくか。
おそらくは、先に頼まれた仕事から順番に片付けていく、というスタイルが多いのではないでしょうか。
いうなれば先入先出法です。
先に頼まれたのだから、先に手を付ける。
先に頼まれたものは先に手を付けているので、先に終わらせる。
終わったら、後からきたものにとりかかる。
先に頼んだ人を差し置いて、後から頼まれた仕事はできない…。
とても自然な流れのように思います。
思った以上にハマった後入先出法
先入先出法とは逆に、私が最近実践して意外といいなと感じているのが、後から依頼を受けた仕事から片付けていくという方法です。
こっちは、後入先出法です。
後から頼まれた仕事からやるなんて、人間的にどうなの?とか、先に仕事を頼んだ人の気持ちを汲むと少々後ろめたい気持ちになってしまいそうです。
ですが、これがやってみると案外、すっきりスムーズです。
感じてみたメリットを。
すぐに終わる仕事はその場で片付ける
後から来た仕事に対して、その仕事が即片づけられるものであれば、その場で終わらせてしまいます。
こういうすぐ終わる仕事を残しておいても仕方ありませんし。
どんなに細かい小さいタスクであっても、一つであることに変わりはありません。
リストに載せるまでもなく、消してしまいましょう。
記憶が新鮮なうちに対応できる
仕事が来てすぐに手を付けるので、記憶が新鮮なうちに対応できます。
時間が経ってからだと、「あれ、なんだっけ?」なんてなりがちですし、
仕事を頼んだ側も思い出すところから始めたり、余計な時間がかかってしまう場合も。
相手に喜ばれる
すぐに仕事が上がってきていやがる人はそんなにいないでしょう。
良い意味で期待を裏切ることができます。
来たボールもすぐに返せば、相手もすぐに返そうと思うはずです。
何も反応しないまま、というのはやはりよくありません。
自分が反応されない側で考えると、不安に感じます。
そう考えると、とりあえず何かしらのレスポンスをすぐに示すと、相手に安心感も与えるでしょう。
想定外にも対応可能
仕事が来てすぐに対応しているので、締め切りに余裕があるはずです。
なので、修正や緊急時にも、バタバタせずに対応できます。
タスクが積み上がらない
基本的に来たボールをすぐに返す、という感じなのでタスクの積み上がりません。
もちろん、すぐに終わる仕事ばかりではないですが、こっちで対応できることはすぐに対応してこっちではボールを持たない状態にしておく、という感じです。
ずっとボール持ってるのって、なんか恐怖ですよね…
先に頼まれた仕事が重いもので渋滞してしまうと、後から頼まれた仕事がどんどん積みあがっていってしまいます。
どんどん気が重たくなり、精神衛生上よくないです。
後入先出しはボールを持たないという安心感があります。
先に頼まれた仕事は?
メリットがある一方で、気になるのは、先に頼まれて残っている仕事はどうするの?という事です。
一つの考え方として、いつまでも残っているタスクは、そもそもあまり重要なものではない可能性があります。
(残しているタスクが重要だったら、それはそれで問題ですし)
それか、あまり気が進まないで「放置」してしまっている仕事か(あとで怒られて悪循環なやつ)。
そう考えると、本当にやらなければならない仕事は、いつまでも残ってはいないはず…
なので後から頼まれた仕事からどんどん片付けていく、というスタンスは、
自然と優先度の高いものをこなしているということにもなりえそうです。
もちろん、締切りを守るとい鉄則は忘れずに。
興味がある方は試してみては。
■編集後記
怒涛の一週間でした。週明け無事に申告できる事を祈ります。全力で寝る。
■一日一新
火鍋風スープご飯
■一日一曲
「Let Down」Radiohead
ラスト1分30秒は、細胞が分解されて溶けて身体が透明になっていく感じがします。