日々の中で「自分の人生をちゃんと生きているなぁ」と実感できていたとしたら、それは何事にも代えがたいものだと思います。
自分の人生を歩めているか
独立しようと決める前、自分の人生を歩んでいるという実感がなかなか湧いてきませんでした。
確かに自分は生きているのですが、なんとなくそこに自分の意思がないような、誰かの人生を生きているような、そんな感覚がありました。
ちょうど業界や組織に失望していた時期だったので、諦めに似た感覚でただサンドバッグのように打たれつつ、毎日をやり過ごしているだけのような感じでした。
そんな毎日を過ごしている中でも、なんとかしないといけないなという思いもあり、紆余曲折を経て思い立ったのが独立でした。
とにかく自分の人生を取り戻さないといけない、という気持ちからの決断だったように思います。
会社、組織のために、業界のためにという名目で犠牲になる人生を断ち切るには、独立の道しか自分にはもはや残されていないだろうな、という思いです。
そういう決断ができたのも、さきに独立している方の「自分の人生を生きている」感が伝わってくる姿を見て、希望が見えたからでした。
「自分の人生を生きている」と感じられる。
人生においてこれほどかけがえないものはないように思います。
確かに独立というのは、リスクもあるでしょうし、簡単な道なわけではないです。
それでも、自分の名前で仕事をし、お金をもらい、生活するという、まさに自分の身一つで生きていくという事自体に、人生が凝縮されているような気がします。
一切の逃げ場なく、真正面から自分の身でぶつかって、人生を歩んでいく。
この生きている感じを味わいたい気持ちです。
「自分の人生を生きられる」のならば、独立のリスクなど比べ物にならないくらい小さいものです。
人それぞれの自分の人生
私の場合は、独立に活路を見出してますが、組織に属していても自分の人生を歩めている人はたくさんいます。
独立は一つの選択肢にすぎません。
独立したらいきなり問題が解決するというわけでもないでしょうし。
「自分の人生」は死ぬまで続くわけなので、その時までずっと追い求めるものなのだと思います。
人それぞれ自分に合った生き方があるはずですし、自分が納得できているかが全てだと思います。
もし悩んでいたら、独立も選択肢に加えてみては。
■編集後記
マスクを着けて通勤していますが、たぶん気温と湿度にやられて軽い熱中症気味です…皆さんは平気なのでしょうか。今から夏が心配です。
■1日1新
豆腐そうめん
■1日1曲
「Call Me」Blondie
最近はまってます。