月次決算は正確性よりもスピードを重視で

毎月の数字を作る=月次決算の場合は、正確性よりもスピードを重視することをおすすめします。

月次では正確性よりも速さを重視

月次決算とは名の通り、月ごとの経営数字を出すこと。

売上や利益が今月はどうだったかというのを実際に集計した数字で確認します。

経営者の立場からすると、いち早く事業の状況を把握したいはずなので、やはりその数字が出来るスピードは重視すべきです。

数字がすぐに出ないと、経営判断の遅れにも繋がります。

数字というのは常に正確性が求められると思いがちですが、決算以外に関しては全体に大きく影響しないような細かい数字までは、そこまで神経質になる必要はないです。

請求書が来ないとか経理処理が遅れている等で、一部の数字が確定しないがために、その確定を待っていて全体の数字が出せないのではスピードが失われてしまいます。

毎月の数字に関しては、その時点の経営状況をざっくりでも把握しておくことが重要です。

また、数字が早くできていれば、いざという時にも対応しやすいです。

今回のコロナウイルスでの数々の支援制度を受ける際にも、直近の試算表が必要となったり、リアルタイムの経営状態を示す資料が必要となる場面がいくつかありました。

こういう時に、すでに数字が出来ていれば、スムーズに融資や支援策を受けることが出来たり、メリットも大きいです。

月次決算のためにやっておきたい事

月次決算の数字を早く出すために以下の事を心掛けておきましょう。

日々の経理をコツコツと行う

速く数字を出すために大事なことは、日々の経理をサボらない事です。

できれば毎日コツコツと処理していくのが一番いいと思います。

毎日が難しい場合でも、長期間処理をためないようにしましょう。

2週間、3週間、ひと月分とためてしまうと処理がどんどんと後ろ倒しになって、まとめて処理するのも大変です。

何か月も数字が出せていないと、正しい経営判断もできなくなってしまいます。

なるべく処理をためないように、その都度処理していくように心がけましょう。

ネットバンキングを利用しているなら、クラウド会計を導入してみるのも一つです。

概算で計上する

スピード重視だからと言って、あまりに実態から離れた数字になってしまっては、意味がなくなってしまいます。

スピードを意識しつつも、出来る限り実態は反映したいものです。

そのためには、概算で計上しておくという事をやってみましょう。

決算で処理が確定するようなものについても、月次決算では概算で計上しておきます。

例えば

・減価償却費だったら、期首時点の固定資産の償却費を月割りして、あらかじめ毎月計上しておく

・在庫がある場合、前期の粗利率を使って、毎月概算で棚卸し処理をして、粗利がブレないようにしておく

根拠のある数字で概算計上しておくことで、実際の決算になった時に、数字のブレをある程度抑えることが出来ます。

まとめ

月次決算の際には、重箱の隅をつつくような細かい数字には神経質にならず、経営判断に重要なポイントを把握できるように、スピードを重視してみましょう。

■編集後記

今日は映画を観たりと休息にあてました。

■1日1新

ザ・エージェント