会社(あるいは国)はある程度までは生活を守ってくれるかもしれませんが、依存しすぎるのは少々危険です。
自分の身は自分で守るという意識を忘れないでおきたいです。
会社は最後まで守ってくれない
なにがあっても会社が守ってくれるという考えのままだと、緊急事態が起きた時に自分で自分の身を守る行動ができなくなってしまいます。
会社に属しているということは、ある程度最低限の生活は守られていると言えます。
会社から毎月お給料が払われますし、社会保険料も半分は会社が負担してくれます。
仕事で使うパソコンや机、椅子、そのほかの備品なども基本的に会社が用意してくれるでしょう。
そのほかにも福利厚生が充実している会社にいれば、受ける恩恵もさらに大きいです。
従業員の生活の安定や安全を第一に考えていると掲げている会社も多いと思います。
それが実際に実現できている会社だと、仕事をしていてももっと会社に貢献したいといった前向きな気持ちになれるので、会社と従業員にとってもいい影響をしあっているといえるでしょう。
一方で、会社が雇ってくれている、守ってくれているという意識が強すぎて依存していると、会社から無理な命令を受けたり、過酷な環境で働かされたりしても、我慢してまで従ってしまいます。
従業員は立場的に弱いので、会社もそういった点につけこんでくるところもあります。
今回のような緊急事態でも、対応が遅れてる会社だと危険にさらされるような状況になってしまっている人もいるかもしれません。
結局会社への依存が強すぎると、会社に振り回されてしまい、正しい行動がとれなくなってしまう事もあります。
そして万が一会社がダメになって、一人になったときに何もできないと呆然としてしまうだけで、どうしたらいいかわからなくなっていまいます。
そうならないように、会社への依存度はほどほどに、いざという時には自分が正しいと思った行動をとり、自分の身は自分で守れるようにしておくべきです。
最後は自分が自分を守る
会社自体も、この先ずっと続いていくという保証があるわけではありません。
むしろ会社の存続よりも、一個人の寿命の方が長くなる時代です。
そんな時代でも生き残れるようなスキル・専門性をできるうちから磨いておくべきです。
会社に雇われていたとしても、内心では自分の中の指針をしっかり持って日々決断していきましょう。
雇われている身であっても、逆に会社を利用するくらいの気持ちで仕事をすると成長のスピードは速いです。
こういう状況だからこそ、自分にとっての正義は何かという事を常に考えて行動しましょう。
おかしいと思ったら、次の行動を取るべきなのかもしれません。
■編集後記
在宅ワーク2回目。やっぱりちゃんとしたデスクと椅子は必要ですね。あとモニター。独立後のいいシミュレーションになってます。