「それっぽいこと」を書かない練習

ブログを書いていて、気を付けないといけないと思っているのが、

「あ。またそれっぽいこと書いちゃってる」

ということです。

できれば「自分の言葉」で色々書きたいのですが、

ネタがなかったり、どう読まれるか、有意義なものを…、など色々気にするあまり、

結局当たり障りのないことを書いて「それっぽいこと」を落としどころにしてしまう。

なんか安っぽい自己啓発本に書いてあるような、どっかで聞いたことあるような、ネットで検索すればすぐ出てきそうな「それっぽいこと」です。

こういういかにも「それっぽいこと」を書いても、読んでる側には何も響かないし、心に残らないんですよね。

「あーこれどっかで言っていることと同じだなぁ」と。

結構お腹いっぱいになります、こういうのって。

そういうことって結構説教臭くなりがちですし。

私もこういう方向性は好きではなく、気を付けないとなぁとは思っていて、

「自分の言葉」で書かないと何も意味がないよなーと思いながらパソコンに向かうのですが、

実際「自分の言葉」で書くって本当に難しいです。

書いていて、本当の意味で全て「自分の言葉」で書けているかというと、正直そうでもないです。

時間の制限もある中で書かないといけないので、あーだこーだ悩んで一日終わるわけにもいかないので、やむを得ず「それっぽいこと」でとりあえず形にする。

こうする事しかできないのが今の実力であり、「自分の言葉」が出てこないと、なんて「からっぽ」な人間なんだと愕然としますが。

もう日々修行みたいな感じです。

もの書きさんの苦悩が身に染みてわかります。

結局、「自分の言葉」で書ける事って、

・自分が体験した事

しか書けません。

だから行動する事が大事って言われます。

(また「それっぽいこと」を書いてしまった)

誰かに影響を受けた言葉でも、そのまま書いてはダメで、自分の言葉に昇華させないといけません。

奥田民生でいうビートルズのように。

吉井和哉でいうデヴィッド・ボウイのように。

改めて、

・自分の言葉で書く
・「それっぽいこと」に逃げないようにする
・説教臭くならない
・でも、なにか役立つことを
・そのためには、体験を増やす

これらを意識してみようかと。

これも日々、訓練です。

■編集後記
火曜日のスライド登板で土曜更新です。

■一日一新
コーヒーメーカーで豆からコーヒーを煎れる

■一日一曲
「Here Comes the Sun」The Beatles