体育会系根性が持つ危うさ

体育会系根性の持つあやうさについて。

染みついている体育会根性

学生時代は部活をやっていたので、私にも体育会系根性が知らないうちに染みついてしまっています。

中学は野球部、高校はハンドボール部で、どっちも厳しくガチガチの体育会系でした。

これらの部活動で忍耐とか辛いことを耐えるとか規律を守るとか仲間と目標に向けて力を合わせるとか、いろんな事を学べました。

これまでの人生で役に立っていることや、辛いときに支えになっている部分も多いです。

一方で、この知らないうちに染みついている体育会系根性がよくない方向に出てしまう時もあります。

それは、不必要に我慢してしまう事です。

まさに日本人が美徳とする忍耐とかそういうものですが、体育会系は基本的にこれが大好きなので叩き込まれます。

確かに忍耐力は大事ですが、本当のSOSさえ我慢してしまう時があるのです。

社会人になってからそのことに気が付きました。

社会では体育会系の人はわりと重宝されます。

部活動という規律の厳しいなかで過ごしてきたからある程度協調性もあるし、厳しい練習に耐えてきたから忍耐力もある、根性もあるという社会の評価です。

会社は会社にとって従順な人間を求めます。

そういう会社にとっては、ある意味体育会系の人はうってつけなのです。

ある程度厳しい環境でも頑張ってくれるし、言う事も聞いてくれる、欲しい人材なのです。

これは会社からすると都合のいい話ですが、雇われる方としたらどうなんでしょうか。

体育会系根性が染みつきすぎていると、会社にうまく丸め込まれてることにさえ気づけない人もいるかもしれません。

私は幸運にもギリギリ目が覚めました。

このままでは、会社に使われて終わりだと。

辛いときに辛いと言わせない、この人は忍耐力があるから大丈夫だ、とつけこんでくる場合は気を付けましょう。

体育会根性が必要な場面といらない場面。使い分ける

社会では、不必要に我慢する必要はないと学びました。

体育会系根性を発揮する場面とそうでない場面の使い分けが大事です。

例えば、税理士試験などは体育会系根性をいかんなく発揮する場面だと思います。

社会でただの言いなりになるような我慢や忍耐は不要です。

そういう時は体育会根性はどんどん捨てていきましょう。

染みついているものは意識しないとなかなか取れないので、自分をたたき起こして目を覚まさせましょう。

■編集後記
今日は問い合わせが多く8社も対応…。プラスα普通の業務もあり。独立したらこんな捌き方はあまり気が進みません。

■1日1新
雪見だいふくレモンチーズケーキ

■1日1曲
「GO」The Chemical Brothers
去年のフジロックを思い出します。