独立したい人が税理士・会計事務所時代に意識しておきたいこと

独立を前提に税理士事務所・会計事務所で働く場合に、日々どのように過ごせばいいか。

普段から意識している事を書いてみます。

写真 2019-11-06 17 54 03

心の中ではすでに独立しているつもりで仕事をする

独立後は、人を雇わない限り基本的にすべてのことを自分一人でやらなければなりません。

そこで普段から心掛けていることが、独立したつもりになって日々の仕事に取り組むという事です。

自分の中では「疑似独立」と勝手に名付けたり、たまに「俺はもう独立しているんだ」と自分に問いかけながら仕事をしています。

これを意識すると、わからなかったら上司に聞けばいいか~とはならず、まず自分で何とかしなければならないという気持ちになりますし、判断一つにしても緊張感が生まれます。

独立すれば、税務的な判断やアドバイスの責任はすべて自分が負うことになるわけで、そういう状況を想定しながら仕事をすることは、メンタルも鍛えられ効果的です。

自分で担当を持っているなら、お客様に説明したり、相談された時の対応も、小さいことでもいいので「自分ならこうする」というのを実践してみるのもいいと思います。

お客様に喜ばれたことは、独立してから間違いなく強みになるはずです。

違和感を大事にし、染まらないようにする

会計事務所というのはかなり特殊な世界だと思っています。

一般企業からこの業界に戻ってみて、それはあらためて感じました。

ある意味村社会みたいな感じで、あまり外向きではないですし、変化を恐れますし、その事務所独自の文化みたいのがあったりします。

事務所に入ってから、違和感を覚える事がたくさんあると思いますし、私もありました。

ただ、時間が経つにつれて、毎日その環境に身を置いていると、あれ?と思っていたことに対しても鈍感になってきて、最初に持っていた違和感が薄れてしまうことがあります。

給料も悪くなくて居心地のいい事務所だと、ここにいてもいいかなという思いが出てきたりすることもあるかもせん。

人間、居心地のいいところに留まろうとしがちです。その方が楽ですし。

それが悪いこととは全く思いませんし、そういう選択肢も全然ありだと思っています。

でも一度きりの人生、最初に掲げた独立という目標をなんとなく流されて失くしてほしくないなと思いますし、自分も流されないように気を付けています。

やっていることとしては、先に独立している方々のブログや本を読んだり、全く違う業界の人と会ってみたり、自分なりに事務所以外の外の世界に触れて、刺激を受けるように心がけています。

ブログを始めたのもそういった刺激に影響を受けた結果です。

これからもいろんな人から刺激を受け、そして自分も与えられる側になっていけたらなと思います。

まとめ

独立という本番まで、できることは限られているかもしれませんが、想像を膨らましてやれることは積極的にチャレンジしてみましょう。

きっと想定の何十倍も大変で楽しい本番が待っています。

■編集後記

とりあず5日ブログ続きました。平日は続けたいと思っています。

ブログについて勉強し始めると意外と面白く、土日に集中して色々試そうかと。