税理士業務と季節。独立したら春を感じられるか。

税理士の仕事にはある程度季節性があります。

税理士の仕事と季節について考えてみました。

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※ 神田川沿いの桜。

税理士の仕事と季節

税理士業界の中では年末12月から年が明けて6月頃までがいわゆる繁忙期といわれています。

一年の半分以上もあるのに、これを繁忙期と呼ぶ時点でどうかと思いますが。

その「繁忙期」はざっくりこんな感じです。

・12月 年末調整

担当の会社が多かったり、従業員数が多いと資料収集やらなんやらで細かい時間を取られます。

・1月 法定調書、償却資産

12月までの数字を集計しないといけないので担当数が多いと結構な負担になります。
年末年始もあり営業日数も少ない中で、通常業務や11月決算が重なるとてんやわんやです。
全然あけましておめでとうじゃないので1月が一番嫌いです。
できれば確定申告の準備も仕込んでおきたいところ。

・2月~3月 確定申告

1月が終わったのも束の間、すぐに確定申告が始まります。
準備が遅れたり、資料収集が遅れると後々回りきつくなります。
3月15日が終わっても、1月決算の会社を担当していると息つく余裕はないです。
3月決算の会社の届出関係も確認しないといけません。

・4月 後回しになっていた業務など、少し一息つけるか?

確定申告の残務や、後回しになっていたことに手を付けます。
早いところは3月決算に取り掛かる会社もあるでしょう。
5月に向けて少し一息つきたいところですがどうでしょう。
ちなみに経理をやっていた時は、3月決算で締め日も早かったので4月が一番大変でした。

・5月~6月 3月決算申告

3月決算の会社が多いので申告月となる5月(申告期限を延長していれば6月まで)に決算が集中します。いかに効率よくやるか考えないと全然追いつきません。

と、ざっと書いてみましたがなかなか大変です。

7月以降は落ち着く傾向ですが、自分の担当会社の決算月によっては仕事が詰まってくるタイミングも変わってくるでしょう。

スポット業務もいつ飛び込んでくるかわかりません。

季節を感じる余裕もなく時が過ぎていった

このように税理士業界は冬から春、そして夏の始まりにかけて業務が集中しがちです。

その影響なのか、この業界に入って数年間、経理時代も含めて、春を感じることがほとんどなくなっていたように感じます。

年が明けて仕事に追われ余裕がないと、落ち着いたころにはもう夏になっているという感覚です。

桜がいつ開花したのかも気づかず、満開の桜をゆっくり眺めることもなく、気づいたらもう散っていたという年がほとんどでした。

毎年この時期が来ると、この業界は春をゆっくり感じる事とは縁がないのかなと思ったり、季節に対して鈍感になっている自分を寂しく感じていました。

まぁ確定申告=春という捉え方をすれば、ある意味春を感じているのかもしれませんが。

(そういえば税理士バッジには桜が…)

独立後の仕事のやり方

そういう気持ちもあったので、毎年本当の春を感じられないなんて嫌だなぁと思っていました。

なので独立したら12月~6月は忙しいのが当たり前とされている働き方にも、どうにか抵抗できないかなと考えています。

そういった業界の常識に苦い思いをしている人たちがたくさんいますし、自分としてはそういう常識に少しでも抵抗するための独立でもあります。

もちろん確定申告で思いきり稼ぐというのも一つの働き方で全然アリだと思っています。

どれだけ働いても気力体力がいつでも充実しているなら自分でもそうしているかもしれません。

独立したら働き方を決めるのも自分次第ですし、それぞれに合ったスタイルを追求していけばいいと思います。

業界で当たり前とされている事だけが正解ではないはずです。

この業界の常識は、よく考えると非常識であることが多かったりしますし。

惑わされず負けないように、働き方はとことん考えていきたいものです。

■編集後記

フジロックのラインナップ第一弾発表されました。ついにストロークスが生で。テームインパラ、ルーファスウェインライト、メトロノミーも楽しみです。無事開催できるといいですが。