経営者、従業員、税理士。それぞれの立場。

自分が当事者と同じ立場になって、やっとわかることもあります。

「お前に経営者の気持ちがわかるのか?」

この言葉は一番最初の職場を辞める時に、トップの人から言われた言葉です。

そこは業界的には割と規模の大きいところだったのですが、

結構の数の人が辞めていくところだったんです。

(月一で全体朝礼があるのですが、毎月5~6人が辞める挨拶をして、同時に辞める人と同人数ほどの新入社者が挨拶をしていました)

そんな職場のトップからその言葉が出てきたのですが、

言われたときは

「この人何言ってるんだろう」

という感じでした。

あきれてなにも言葉が出ないとはこのことかと。

(これだけ人が辞めても、従業員の気持ちがなにもわからないものなんだなぁ)と

内心思ったのを今でも思い出します。

ただ、今になって、その時の言葉の意味を考えてみると、

経営者という立場だとこういう考えにもなるのかなーと、少しわかるところもあるかなと。

そんな気がしたりもします。

同じ立場になってからわかること

このとき、トップは経営者という立場から、

私は従業員という立場からしか考えていませんでした。

(まぁ、この時はこれだけ辞めていく事務所の経営者の気持ちなんかわかりたくないというが本音でしたが)

これから私も、サラリーマンを辞めて雇われの身ではなくなります。

誰かを雇うわけではないですが、一人の経営者となるわけです。

同じ立場になる時が近づくにつれ、

「経営者の気持ち」とは

従業員の立場から想像だけで考えるのには限界があるものだと、

なってみないとその重さはわからないんだろうなと、

そんな思いがしています。

だからこそ、あの言葉が出てきたのかなぁと。

(言われた言葉が正しいとは思っていませんが)

経営者、従業員、税理士、それぞれの立場

こうも言っていました。

「人を採用して雇うのにどれだけのお金をかけているのか、わかってるのか?」

従業員の立場として言われたときは、

「ただのコストとしか思われてないかー」って唖然でしたが、

普段から経営者にアドバイスする税理士目線に戻ると、

うん、たしかに。

となってしまうところもあるのです。

税理士は経営者の良き相談相手ですから、

決算書の科目を見て、

今年は給与が増えましたね、減りましたねって

経営者目線でアドバイスをしています。

経営者寄りです。

給与科目に計上されている従業員さんひとりひとりに思いを巡らすという事は、

あまりしていないかもしれません。

全ての人の思いを汲むという事はなかなか難しいものです。

ただ、それぞれの立場があり、そこにそれぞれの人生があるんだよなぁという事を

考えてしまいます。

こんなこと考えることではないのかもしれませんが、

・従業員

・税理士

・そして経営者

この三つの立場を経験した身、経験する身として、自然とそんな思いが湧いてきます。

それぞれの立場に、それぞれの想いがあるという事を忘れずに、仕事を人生を歩んでいく必要があるかなと思います。

■編集後記
物件を決めました。やはり在職中に引越しは済ませた方がいいかなと。

■一日一新
自宅兼事務所物件決め

■一日一曲
「My Skywalker’s T-Shirs」TRICERATOPS
ゆるいんだけどすごくロック。