会社員と独立。どちらにも良い面があります。
会社員は縛りが多い
会社員は自分で決められることが多くはありません。
拘束されることが多いです。
・仕事量の調整が難しい → 残業が多くなって大事な時間が奪われる
・仕事をする時間を選べない → 就業時間が決まっているので生活リズムもそれに合わせる
・仕事をする場所を選べない → 雨の日も風の日も通勤しないといけない
・誰と働くかを選べない → 合わない人とも仕事をしないといけない
自分が「ん?」と思っても、会社に雇われている以上はある程度は会社の命令に従わなければいけません。
それと引き換えに、毎月お給料が入ってくるという一定の安定がもらえます。
仕事でミスをして損害を出しても、最後は会社が責任を負ってくれるでしょう。
それに休みもありますし、有給なら休んでもお給料が発生します。
我慢は必要ですが、会社員を続けていればとりあえず食べる事には困らなそうです。
会社がずっと存続していれば、ですが。
独立は自由だけどリスクも多い
会社員や組織の縛りが窮屈に感じる人もいるでしょう。
そういった縛りから解放されたくて独立を考える人も多いのではないでしょうか。
独立したら、誰かに命令されるという事はなくなり、自分ですべて決める事になります。
・どのくらい仕事を取るか
・どんな仕事をしたいか
・何時から何時まで仕事をするか
・どんな場所で仕事をするか
・どんなツールを使って仕事をするか
・外出できないときにどうやって仕事をするか
全て自分で決めることができるので、自由度は高くなります。
やりたいと思ったら、ストレスなくすぐに実行できるスピード感もあります。
外出するなと言われているのに、会社の指示を待たなければならないなんて事もありません。
逆に今まで縛られていた環境に慣れていると、自分で全部決めるという難しさはありそうですが、お客様に迷惑がかからない限り、だれも文句は言いません。
やり方次第で、自分の好きなように仕事が出来そうです。
しかし自由を取った一方で、会社員時代の安定は捨てる事になります。
自由にやるのはいいですが、その結果はすべて自分が負う事になります。
そもそも食べていけなければ、自分で決める事にも制約が出てくるかもしれません。
予期せぬ事態が起きても、自分で何とかするしかありません。
そういう意味では、会社員よりもかなりハードではないかと思います。(独立前の想像ですが)
自分に合った生き方はどの道か
会社員と独立。
どちらにも良い面と辛い面があり、トレードオフのような関係です。
人生の選択をメリット・デメリットだけで選ぶというのもなにか腑に落ちないところがありますが、両面があることを理解しておくことは大事です。
そのうえで、最終的にはどちらの生き方を自分がしたいかだと思います。
会社員は安定しているとは言うものの、終身雇用の時代はもう終わると言われている時代です。
会社にだって何が起こるかわかりません。
会社の寿命よりも、人間の寿命の方が長くなる時代が来ると言われています。
どんな環境でも生きていけるように、自分の力を磨いていくという鍛錬はいずれの道を選ぶにせよ必要でしょう。
究極は、会社員と独立のいいとこどりを目指したいものです。
■編集後記
外出を控えるように言われてますが、なにも言われていないので普通に出社して仕事をするのでしょう。当然と言えば当然なのか。いや、それを当然と思ってしまう環境がおかしい気が。早く独立したい。