「慣れ」というのは、良い面も悪い面もあるかなと感じています。
時間が経つにつれて慣れていく
行動が制限された生活もなんだかんだ2か月くらい経つのでしょうか。
まだまだ大変であることに変わりはないですが、当初に比べたら今の生活に対して免疫がついて慣れてきているのも事実です。
・人と極力会わない
・人通りを避ける、近づかない
・大きな声で話をしない
・常にマスク
・自宅で仕事をする
・やりとりはメール、オンライン
・居酒屋に行かない
・大勢で集まらない
・ライブに行けない、そもそも開催されない
以前の自由を奪われた生活に少しずつ対応して慣れてきています。
それはいいことでもあるのかもしれないし、人間としてちょっと寂しい気もしています。
今の生活が今後の「普通」になっていくのなら、それにどんどん慣れていって、それが当たり前になり、寂しさすら感じなくなっていくのでしょうか。
そう考えると、慣れてしまいたくはない、という気持ちも出てきます。
どんな環境の下でも、慣れるという良い面もありながら、慣れることで忘れてしまうこともあるのです。
慣れると判断が鈍ることもある
慣れることのいい面としては、
・成長を実感する
・速くできるようになる
・余裕を持てるようになる
など、仕事でもスポーツでもこういったことは共通していると思います。
同じことを繰り返しトレーニングして、時間を重ねれば次第に慣れていき、自分の身になっていきます。
一方で、良い面の裏返しとして考えられるのは、
・油断する
・雑になる
・悪いクセがついても気づかない
・感覚がマヒしてくる
といったことがあるかなと思います。
慣れると色々と適応してくるので、片手間で終わらせることもできてきたりしますが、一方で油断などの落し穴も潜んでいます。
だいたい慣れてきたころにたいてい失敗します。
また、最初は気になっていたことも、慣れと共に気にならなくなってきます。
良くも悪くも感覚がマヒするのです。
職場環境で例えてみると、長時間残業や低い給料で働いていて、最初は過酷に感じて身体もSOSを発信しますが、人間何とかその場でがんばろうとしてしまうので次第にその過酷な環境も慣れてしまいます。
本当はすぐに辞めるべきかもしれないのに、それが「普通」になってしまうのです。
これでは悲しいです。
他にも、最初は独立を考えていたとしても、職場の環境がとても心地良く、ここにいた方が楽だなぁと思ってしまうこととか。
慣れてしまうと、最初の気持ちも薄れて、判断が鈍ってしまうなんてこともあるのです。
環境に慣れすぎてしまい、なんとなく流されるのは気を付けたいところです。
まとめ
「慣れ」には表と裏があると感じています。
慣れることは大事ですが、慣れすぎには気を付けた方がいいかもしれません。
■編集後記
今日も3月決算を。
■1日1新
BE-KIND