税理士という仕事について、思いついた楽しいと思う部分を書いてみます。
なんだかんだ楽しい税理士の仕事
税理士はなるまでの道のりが大変だったり、なってからも大変な仕事というイメージがあるかもしれません。
確かにそうではあるのですが、純粋に税理士という仕事について考えてみると、とても楽しい仕事だなと思っています。
経営者と話ができる
楽しいと思う理由の一つは、経営者の方と話ができるということです。
税理士のお客様は、多くの場合中小企業や個人事業主などがメインとなります。
経営者の方から直接相談を受けたり、税務以外の事でも頼ってくださることが多くあります。
会社内では相談できないような事も、税理士になら相談してくれるのです。
税理士は形式上はお客様の会社の外に位置していますが、実質は会社内の参謀といってもいいような、経営者のすぐそばで仕事をしているような感じと言っていいかもしれません。
新卒で業界に入った時に、まだ入って間もないのに経営者の方といきなり話ができることに驚き、すごい仕事だなと感じたのを覚えています。
担当する会社の数だけ、経営者の方と接することが出来ます。
いろんな経営者の方の人生を垣間見れるというのは、他ではあまり経験できない事です。
それが大きな刺激となり、自分の人生にも大きな影響を与えてくれます。
専門家である
税理士は専門家です。
税理士に限らずとも、何かの分野において特化しているというのは強みです。
税金は、生活のなかでも切っても切り離せないものであり、国民全員に関わってくるものです。
その専門家という訳ですから、必要とされる場も多く、その分責任も求められる立場にあります。
ネットが普及した今の時代、納税者自身がある程度情報を得る事ができるようになりました。
それでも、税金について教える機会が今の日本の教育にない以上、調べてもわからない事や、信憑性が持てない事は、最後は税理士の力を借りて解決するというところにいきつくのだろうと思います。
税の専門家であるという影響力は大きいですし、多くの方に役立てる可能性があるというのは喜ばしいことです。
一生勉強できる
税法は毎年変わります。
毎年、日々勉強しないといけません。
経済環境が変わっていけば、それに伴い税法も形をかえていきます。
いつの時代になったとしても、知識を最新の状態にしておかなければなりません。
一生勉強という環境で仕事ができるのは刺激的であり、幸せなことです。
選択肢が広い。自由度が高い。
税理士と言っても、ひとまとめにはできません。
税理士の中にも色んな選択肢があります。
・独立して自由にやる
・企業内税理士として会社を支える
・中小企業をメインに仕事をする
・相続税専門の税理士をやる
・国際税務専門
・組織再編専門
・BIG4(大手)で税理士をやる
・とにかく働いて稼ぐ
お医者さんが各専門分野に分かれているように、税理士もいろんな分野があります。
専門特化するのか、幅広くやるのか、自分に合った自分がなりたい税理士像を選ぶことが出来ます。
そういった意味でも自由度は高いと思っています。
独立できる
独立できる資格というのも特徴です。
資格があれば低コストで独立も可能なので、独立すること自体のハードルは他の仕事に比べても低いと思います。
独立して自分の責任のもとで自分の思うように仕事ができるというのは、何事にも代えがたい体験です。
やはり人生のかじ取りを自分の手に委ねることが出来るというのは、それだけで楽しいのではないでしょうか。
私もこれからこの道に進みます。
まとめ
近年は税理士を目指す人が減少しています。
大変な割に報われないというイメージがあるようです。
確かに大変なことは多いですが、税理士でしか経験できない事はとても多く、いまでは税理士の道を選択してよかったと思えます。
将来独立したいと考えている人は、税理士も選択肢のひとつにしてみては。
■編集後記
散歩が気持ちいいです。夕方はちょうど風が心地よく。何も考えず歩くと余計なことが頭から消えて頭が空っぽになってスッキリします。新しいことが入ってきます。
■1日1新
江戸川橋→雑司ヶ谷→面影橋→早稲田をぐるっと散歩