税理士には定年がありません。
自分が引退すると決めるまで税理士として仕事ができます。
年をとっても頭と身体が元気でいる限り、人に迷惑をかけない限りは仕事をすることが出来ます。
税理士業界の年齢比率を見てもそれは明らかです。
サラリーマンは定年まで勤め上げることが一つの目標になるのでしょうか。
定年を迎えて、そのあとの老後は悠々自適に過ごす。
(老後の生活がゆっくり過ごせる状況かどうかは別として)
でも本当に悠々自適なのだろうかと、ふと思う。
人生100年時代と言われていますが、
大卒から65歳まで約40年働き、そのあとまだ30年も人生が残っています。
仕事一筋で生きた人生から、仕事が無くなったらどうなるのだろう。
仕事がいやだいやだと散々言っていたけど、仕事をしない人生を楽しいと思えるかどうか。
人と社会とのつながりが希薄になった生活では、あっという間に脳みそが老け込んでしまいそうで怖い。
そういう意味で、早いうちから一生の趣味を持っておくというのはとても大事な事だと思う。
人生において、趣味は仕事と同じくらい大事。
コロナに関係なく、かつ、外界と繋がれる趣味が良い。
趣味がなく、ただ余生を持て余す老後にはしたくない。
人間は社会と繋がっているからこそ、人間らしく生きていられる。
(税理士業界に元気な(?)80代、90代が多いのはそういう理由か?)
社会とのつながりが断たれたら、自分という存在がわからなくなる。
だからこそずっと仕事が出来るのはありがたい。
身体が元気な限りは仕事ができる。
定年後の悠々自適な老後がないということは、これはこれで幸せな事かもしれない。
■編集後記
趣味をつくりたいです。
■一日一新
金剛宛カルビランチ
■一日一曲
「Working Class Hero」John Lennon